マルチな設計士の誕生

スタジオリンクスは2005年に創業しました。
私は、独立するまでは大阪の内装デザインの会社に勤務していました。その後、京都府のアトリエ系建築設計事務所で住宅とマンションの設計を手掛けるうち、「設計事務所が直接、施工する方が良い家づくりができる」と実感。大工や左官など、専門業者ごとに依頼する「分難発注方式」による建築会社の設立を決意しました。
それからは、京都府で工務店巡りをし、慣れない現場仕事をこなしながら、実に多くを学びました。お陰でたくさんの良い業者さんや職人さんたちと出会い、設計・デザイン・施工をこなすマルチプレイヤーに。「建築設計事務所が工務店業を始めた」そんなイメージの会社として歩み始め、現在も地元の京都府で、ご家族が満足できる家づくりに精を出しています。

日本人に適した
「板倉の家」との出会い

「板倉の家」に出会ったのは
絵画を保管するアトリエ兼倉庫として、知人が建てた建物を訪れた時でした。一歩足を踏み入れて感じたのは、木の香りに満ちた心地よい空間。胸いっぱい深呼吸したくなるような空気。普段、手掛けている木造住宅との違いを実感し、大きな衝撃を受けました。

「板倉の家」は、日本の伝統的な「板倉構法」による国産無垢材の建築です。知識としては知っていたものの、その健やかさや機能性を体感したのはこれが初めてでした。

その後、板倉構法の思想を深く学ぶうち、木造を得意とする建築士として「板倉の家」こそ、森に守られ森に生かされている日本人に最良の家だと確信するようになりました。

身体に良いものは心にも良い

心と身体はつながっています。
「身体が心地よければ、心も心地よい」。
だから、自然素材はもちろん、塗料にもこだわってだれもが健やかに暮らせる住環境を目指しています。
また、スタジオリンクスは、家づくりのプロとして自覚と自信をもって設計、そして「遊び心のある」デザインやスタイルを提案しています。
家づくりをしている間、気持ちはご家族の一員。
一緒に考え、一緒に楽しみながら心も身体も快適な家づくりを目指します。