2018/06/26
杉が好き
杉が好きです。
スタジオリンクス は、杉が好きです!
お家を建てられるなら、フローリングには杉をお勧めします。
フローリング以外にも、内壁、外壁にも、手すりにも棚や机にも、、。
国産無垢の杉材をできるだけ多く!
なぜ、杉ですか? と思われますよね。
杉はとにかく良いんです!好きなんです!! と答えにならない返事、、。
では、少し長くなりますがご説明します。
調温・調湿効果に優れています
杉は他の木より空気層を多く含む多孔質になっているので、他の木材に比べても熱伝導力が低いのです。
要するに外部の温度に左右されにくく、保温や断熱の効果が優れているのです。
この杉を豊富に使う事で、室内の温度や湿度の変化を穏やかにする事ができ、夏のじっとりジメジメとした湿度を吸い込んでサラッと涼しく、冬は乾燥した室内をシットリさせてくれる調湿効果を果たしてくれます。電気設備に頼り過ぎず、快適な室内環境が得られます。
杉の香りでリラックス
「フィトンチッド」という杉や桧などに含まれる香り成分。これは木そのものがカビや細菌、害虫から身を守るための殺菌作用を含んだ物質ですが、森の中で感じる清々しい気持ちは、この香り成分が影響し、心と体をリラックスさせ、ストレスでイライラした神経を鎮静化させるているからです。また、血圧を下げ、呼吸が深くゆっくりになることで、自律神経を安定させ、安眠効果ももたらしてくれます。
最近流行りのボタニカル。わざわざアロマオイルを焚かなくったって。
杉材を使えは家中ほのかに癒しの香りに包まれますね!
肌触りが良い
杉は他の木材に比べても熱伝導力が低いため、触れると心地よいぬくもりが感じられます。手や素足から伝わる本当の木の優しさ、ぬくもりを感じて頂けます。何より肌触りが良いから素足で歩き回りたくなるような杉のフローリング。間接的ですが、家で裸足で過ごす事は健康にも大きなメリットがあるようです。ツボが多く集中する足の裏を刺激する事により、下半身の血行も促進。
冷えやむくみ、便秘などの改善も期待できるようです。
ツボの刺激は、脳の老化予防や免疫力が向上する!?なんてお話もあるそうです。
衝撃を吸収する柔らかさ
杉は、他の木材に比べて柔らかく衝撃を適度に吸収する作用があります。
通常、歩いているとき関節にかかる負担は、体重の2〜3割、階段では6〜8割の力と言われ、フローリングが硬いとその衝撃をすべて足で受けなければなりません。その一方で杉のような柔らかい床では、関節にかかる負担を床が吸収してくれるので間接痛でお悩みの方やハイハイで動き回る赤ちゃんや小さなお子さまの膝や足首への負担を軽減。台所仕事で立ち時間の長い方の足への疲労も緩和できます。
また、床の硬さは歩き易さだけの問題ではなく安全性にも影響します。自分自身もそうですが、小さな頃に階段から落ちた事があります。そんな時でも、床が柔らかいと転んだ時の衝撃を軽減できるのでは?と思います。
目からの癒し
木目には心なごませる「1/fのゆらぎ」があります。自然に多く存在する不規則なゆらぎ、例えば小川のせせらぎや、ロウソクの炎のゆらめき、じっと見つめているうちに何だか心が落ち着ちついたことはありませんか?
木目にもそんな揺らぎがあり視覚を通し人に安堵感をあたえてくれます。また、木には紫外線を吸収する効果があり。中でも杉は光の反射率が低く、紫外線による視覚疲労を和らげてくれます。
以外と強い杉
杉は柔らかいとお話をしてきたので「強い!」という印象があまり無いかもしれません。ですが、杉と同じ重さの鉄と強さを比べると、圧縮の強さは鉄の約2倍、引っ張りの強さは約4倍もあります。
重さに対しての杉の強さは、鉄に勝ります。
また、重力に比例する地震の振動エネルギーは、重い建物ほど大きく揺れます。ですから、軽くて強い木材で家をつくることは、地震の揺れを軽減できる働きがあると言えるのです。