2019/08/09
セルロースファイバーを使った断熱工事がはじまりました。
セルロースファイバー =新聞紙をリサイクルした木質繊維系多機能断熱材です。
「新聞紙をリサイクル」と聞くと "汚れているの🙀” と心配される方もいらっしゃるかも知れませんが、断熱材に使用されるのは、店頭で売れ残った新聞紙(健康や環境に配慮されたインクで印刷れてた新聞紙)のみが使われます。 ⬇️見た目はこんな感じです。
⬆️このセルロースファイバーを断熱欠損を生じない乾式吹込み工法(=デコスドライ工法)で施工されるのが "デコスドライ" です。
乾式吹込み工法は、接着剤を一切使いません。 構造材に不織布を張り、壁体内(へきたいない)に吹込みます。
施工できるのは、断熱認定技術者の免許を持った方のみ。
換気ダクトの配管・電気系統のボックス周辺も隙間なく断熱材が詰め込まれます。
だから、無結露20年保証。優れた調湿性・吸水性によって壁内外の結露を防ぎ、アトピーや喘息の原因であるカビやダニの発生を抑制してくれます。
デコスドライ断熱は「多機能断熱」です。断熱だけでなく色々と優れています。
そこで、デコスドライ断熱の8つの特長をご紹介します。
①断熱性
・高い断熱性能 住宅性能表示 温熱環境 最高ランクの等級4
・断熱欠損がないこと
②調湿性(吸放湿性)
・調湿効果があること
・心地よい温熱環境が得られること
③心地よい暮らしを実現する高い吸音性
セルロースファイバーの繊維同士が絡み合うことにより厚い空気層を形成、空気胞と相まって他の断熱材にはない高い吸音性を発揮します。また、他の断熱材に比べ1㎡あたりの施工密度が高くなっています。これらにより、「厚いふとんで家がくるまれている」ような、高い吸音性が期待出来ます。外部からの騒音はもちろん、音が気になるトイレやバスルームの間仕切り壁やピアノ室の防音にもデコスドライの吸音性が優れた効果を発揮します。
音楽やテレビ・映画などをこだわりのオーディオ機器で楽しまれる方にも好まれますね。
④安心・安全性
・火事に強いこと(難燃性・有毒ガスを発生しない)
・経年劣化しないこと
・シックハウスにならないこと(無垢の木同様規制対象外)
・JIS A 9523認証品(JISとは、日本工業規格(にほんこうぎょうきかく)のことです。
工業製品の品質を確保する目的があります。Jisに認可された材料は、jisマークがついています。)
難燃性 表面が炭化するだけで、 裏面まで炎はまわりません。
⑤健康性
・ヒートショックが起きないこと
・結露しないこと
⑥省エネ
・省CO2性
・暖冷房費が少ないこと
・地球にやさしいこと (新聞紙をリサイクル、製造時のエネルギー 消費量極少)
⑦防カビ・防虫性
・ホウ酸の効果による 高い防カビ効果
・防虫性
⑧建物の高耐久性
・結露、シロアリを防ぐことで 建物の長寿命化を実現
デコスドライ とても優れた断熱材ですね。🤗
気になる方は、8月24日に実際に吹き込まれる様子をご覧いただける見学会を致します。
ご興味のある方は、是非見にきてください!!
(お子様の夏休みの自由研究の題材にされるのはいかがでしょうか?)