先日、気密検査を行いました。リンクスの気密検査は、石膏ボードを張る前の施工途中で行います。

１回目の測定は 0.7㎠/㎡ なかなか、良い数値です。ベテラン大工さんが丁寧に施工していただいているお陰です！

ここからさらに、気密性を高めていきます。家の中の気圧を下げた状態で外気が入り込む隙間を見つけ隙間を埋めます。地味な作業ですが、住み心地の良い家をつくるには大事な作業です。だから、気密検査は毎回、スタッフ皆で行います！

どこを気を付ければよいか。設計・施工をするうえでの改善点を常に探しています！

気密性は家の断熱にも大きく関わってきます。高い断熱材を選んでも気密性が悪ければ外気の影響を受け、断熱効果が半減します。

例えば、冬に水回りで足元が冷えるのは、配管と床との隙間から冷気が上がってくる事が原因の一つです。いくら良い断熱をいれても、隙間だらけでは意味がありません。

最近では、気密を現すC値も認知されてきましたが、気密性が高ければ高いほど良いという事ではないと考えています。気密が高い＝密閉された空間ですので「計画的な換気が必須です。」これが出来ないと空気がこもりハウスダストがたまったり、壁の内側・床下・天井裏で内部結露が発生するリスクが起こるリスクも高まります。

 

ほどよい気密性と換気経路を考えた間取りをつくる事が「住み心地の良い家」ではないかと思います。

 

２回目の気密測定は、0.6㎠/㎡ 弊社の規準値がでました！

前回の滋賀県大津市 I様邸 気密検査はコチラ▶