2023/05/04
京都市北区A様邸の気密検査
先日、北区のA様邸の気密検査を行いました。
最終結果:相当隙間面積(㎠/㎡)C値 0.6㎠/㎡
スタジオリンクスでは、全棟で気密検査をしています。
お客さまに快適に過ごして頂けるよう、一棟一棟気密検査を行い、施工の不備などが無いかを数値でしっかり計測しています。京都の気候や、気密性が高い事で起こるデメリット(空気がこもる・内部結露のリスク・資材導入による建築費の膨張)を考え、 弊社ではC値=0.6 ㎠/㎡を目標としております。数値が低ければ良いという考えではなく、住んでみて感じる体感温度が心地良いと感じる事が重要だと考えています。
※気密とは
「気密」とは、隙間が少なく空気を通さないこと。「気密性が高い」といえば、隙間が小さくて内外の空気が行き来しにくいことをいいます。
※C値とは
気密性能を数値で表したものが「C値(相当隙間面積)」です。
家全体の隙間の合計(㎠)÷建物の延床面積(㎠)=C値(㎠/㎡)となり、数値が小さければ小さいほど気密性が高いことを示します。熱損失が少ないので断熱性が高まります。
◎断熱性能の高い高価な断熱材を入れても、隙間(C値)が低いと家の断熱性は下がります。
断熱性と気密性の両方のバランスを考える事が重要だと考えています。