WORKS
施工事例

大文字を望むアウトドアリビングの家
#006

京都市上京区 N様邸

大文字を望むアウトドアリビングの家

1階は鉄骨造2・3階木造の混構造。鉄骨ならではの庇のデザインで奥行2mほどあります。

オーナーの希望で緑化型のサインBOXを作りました。文字はスチール切り文字です。

夜には、ライトUPされた植物が壁に浮き上がった様に見え幻想的雰囲気を演出してくれます。

中庭を望む玄関までのアプローチ。床の青、天井のレッドシダー、壁の杉板がお互いを引き立ててます。

1階事務所から工場までの通路。奥の工場で西陣織を作られてます。

オーナー様はルイス・バラガンが好みでしたのでバラガンピンクを壁一面塗りました。

中庭からの見え方が最高に色っぽいです。

以前お家に使われてたランマのデザインが良く,処分するにはもったいと思い

今回うまく転用しました。ランマに合う壁の色をオーナー様と相談し以前よりランマの

デザインが引き立ってます。

奥の壁クロスは輸入品でオーナー様の支給品を貼りました。和室との相性が思った以上に

良かったので参考になります。

オリジナルキッチンです。 仕上げはマホガニーのクリアー仕上げ

金物にもこだわり使いやすいキッチンになりました。

広めのバルコニーは、プライバシーを確保しながら屋外を楽しめる心地よいスペースです。

スチール手摺の蜜蝋仕上げです。職人さんと図面のやり取りを何回もした甲斐あり

とてもモダンで存在感のある手摺に仕上がりました。既製品ではこの存在感は出せないでしょう。

ご両親のリビング。蜜蝋のスチール手摺と奥の壁は最高にカッコよく仕上がりました。

夜の中庭は通り過ぎる人を楽しませてくれます。

お客様の声

元々古い京町屋に暮らしていたのですが、築100年ということで
老朽化が酷かったのが建て替えを考えたきっかけでしたね。


    
我が家は織物業を営んでいるのですが自宅には工場があり、
そこには自動織機などの機械も置いてあったので、当時は雨漏りなどもしだして
このままだとまずいなぁとは思いつつも具体的に案が出るわけでもなく・・・、
何か起こるたび処置をしながら暮らしていたんです。

そんな時に親戚の家が新築を建てて、見学に行かせて頂いたら
その家がすごくいい家で感動をして自分たちの家も建て替えたい!と火が付いて(笑)

そこで親戚にどなたに家づくりをお願いしたのかを尋ねたところ、それが浦川さんだったんです。

ぜんぜん先生っていう感じがしない!
それが第一印象でしたね(笑)

親戚のあんなにいい家を建てていらっしゃる設計士の方なので、
てっきり風を吹かして歩いていらっしゃるような本当に‘’先生‘’といった方を想像していたんですけど(笑)、
まったくそんなことはなく、とてもあたりの柔らかい、いい意味でゆるい方やなぁ〜と思いましたね(笑)


実際の建物を見ているので特にほかの設計士さんや工務店さんは考えておらず、
後々少し勉強しようと展示場などは見学に行っていましたが、
浦川さんにお願いするということは決めていましたね。


阿吽の呼吸のように、
伝えたいこと、こだわりたいことが分かり合える

じゃあ家づくりを始めよう!ということでお話を進めていくと、
家づくりをしていくうえで「こういう風にしたい、ここはこうこだわりたい。」
というところがたくさん出てくるんです。


私が家全体のイメージとして建築家のルイス・バラガンがすごく好きで、
その話から直線的なイメージが好きなんだなと察してくれて、
ばばばっとイメージを出してくれたんです。


強度の関係で本当は入れたくない柱も、
浦川さんが「ここはちょっとオブジェっぽくしようかな」と提案してくれたのですが、
それがすごく好みで、面白いなと感じてさすがセンスの塊!と思いました(笑)

だから浦川さんとはすごくその感性が合い、とてもスムーズにお話ができたんですね。

こちらの意図をすごく組んでくれるというか私がこういう風がいいな。と伝えると
浦川さんも「わかる!同感!」みたいな(笑)

ほかの設計士さんがどうかはわかりませんが、すごく打ち合わせは楽しかったですね。


基本的な住宅の形としては1階部分は工場・職場関係でまとめて、
2・3階で住居にするということは決まっていたのですが、
私たちは大家族で両親と私、姉夫婦、子供たち、という
ちょっと変わった2世帯のような暮らしをしていたのでうまく生活スペースを分けつつ、
お互いに楽しい生活を共有できるような形が理想でした。


あと自分が一番こだわったのはこのキッチンまわりですね。


何件かおしゃれなキッチンの大手さんも一緒に周ってみたのですが、どうもコレ!というものがなく、
浦川さんのお知り合いで家具をデザインして作っていらっしゃる方がいて、
その方にお願いしたら別注でも作ってもらえるということだったのでお願いしたら、
本当に私の好みにぴったりのすごくいいキッチンができたので、すごく気に入っています。

またこのキッチンの柱部分のタイルの配色も浦川さんに、自分で選ばせていただいたので
これはすごく探して、配色の組み合わせなどもすごくこだわりました。

いざ完成してみるとすごく部屋のアクセントになっていてここもすごく気に入っています。


この空間はこのキッチンありきのデザインなのと、デザイン以上にすごく使い勝手がいいですし、
家具職人さんに作っていただいたものなのでとてもしっかりしているんです。

一つも無駄がなく、すっきりとして余計なもののいらない、私たちの家の宝物です。

とにかく安心。
それがすごく嬉しかった。

設計・企画から施工まで1年ほどかかったのですが、
その間わからないことやここはどうするんだろうという部分も、
浦川さんがすぐに答えてくれますし、自分たちが気にしていなかった部分も浦川さんに任せておけば
すべていい具合に提案してくださるので、とにかく家づくりは安心して進められました。


言いたいことは伝わるし、わかってくださる。
それは自分たちの住まいを作っていくうえで大事じゃないですか。

建築中にちょうど東北大震災が起きたのですが、流通が止まり、
大変だった時も浦川さんがすべてを把握してくださっていたので
本当にお任せしていてよかったなぁと思いましたね。

というか、「お願いしてよかった」それ以外ないですね。


最高!
言うまでもない住み心地

こちらで生活してからはいうまでもなく最高の住み心地で、家を建てて本当に良かったなと思います。

住居部分には断熱材をしっかり使っていただいているのですが、
2階に上がるだけで服を1枚脱いでもいいくらい暖かくて、いつも過ごしやすさを感じます。

夏は大きな窓を設けていただいたおかげで、窓を開ければ心地い風が吹いて開放的に過ごせますし、
何といってもこのベランダテラスから見える大文字が最高ですね!

私たちのやりたいこと、求めたいもの、すべて叶えていただいて
こんなに快適に過ごせるのは本当に浦川さんのおかげです。

浦川さん本当にありがとうございました!