京都市左京区 A様邸
外観は、職人さんの手作業が味わい深い外ん壁(そとんかべ)。
板張りのコンビネーションがおしゃれに仕上がりました。
外ん壁=シラス(火山灰)素材の左官仕上げの壁。耐久性・断熱性にも優れている外壁材です。
木製のシンプソン玄関扉は、お施主様のお好みのカラーに着色できます。
塗料はもちろん体に優しい自然塗料「OSMO」を使用。
杉の温もり溢れるお家。右の小さな扉は階段デッドスペースを利用した収納です。
玄関スペースの収納は、扉の内側に鏡を埋め込む形で取り付けています。
出る前の姿見チェックに便利です!
玄関・リビング・ダイニングの天井は、節無しの杉張り。
調湿・断熱性能のある杉材を使うことで、快適な室内環境を実現。
長年住まわれているお客様の声では、「リンクスさんのおうち、梅雨のジメッと感、かなり薄いです!外から入って気付く、心地良さ!」とお言葉を頂いたりしています!
靴箱と机 1台2役のオリジナル家具です。
ご希望に合った家具を造りつけできるのもリンクスの強みだと自負しております。
リンクス注文住宅ならではの醍醐味ですよ!
天井に段差を設けてつくった間接照明が空間をおしゃれに演出してくれます。
造り付け家具や部材に仕込まれたコンセントは、間取りが決定した後に生活動線をイメージしながら細かく決めていきます。
家電に合わせて棚の高さも調整できます!
お持ちの家具(ダイニングテーブルやソファーなど)新築に持ち込みされたい家具に合わせて間取りを調整できるのも注文住宅の強みです。
室内と繋がるウッドデッキ。空間に広がりも持てます。
ウッドデッキは、イタウバ材。耐久性に強く油分の多い木なので、ササクレが起こりにくく、素足で歩くプールサイドでも使用されるような木材です。
ちなみに写真は無塗装状態。紫外線によりシルバーグレーに変わる経年美も楽しめます。
余った材でつくった机と椅子。 デザインから作成まで家具職人さんがオリジナルでつくってくれました!
【子供部屋編】
兄弟のお部屋は左右対称!
小さい時は大きく一部屋として成長したら個部屋になるよう、仕切りは引き戸です。
お子様の成長やライフスタイルの変化に応じて自由に変化する間取りです。
コーナーに長押(なげし)を設けて、服や鞄を掛けれるようにしています。
好きな本や絵も飾れますよ!
部屋の段差は無し。引き渡し後のお客様の声で掃除機をかけるのが楽になりました!っと言われるお客様が多いです。
【家族の掲示板】
学校からのプリントや家族間のメッセージなど、色々貼り付けできる家族の掲示板。
スチールバーと杉板のコンビネーションでマグネットもピンもしっかり固定できます。
掲示板の下は、連絡帳や回覧板などマガジンラックになっています。
家族みんなが目にする場所なので、お子さんが描かれた絵をお披露目するコーナーにも!
リクシル既製品と造作ミラー戸キャビネットのコンビ。 横には可動棚を設けて見せる収納。
デッドスペースには、扉のある収納も!
トイレ上にも開き戸収納を設けました。トイレットペーパーやお掃除道具など収納できてとっても便利です。
アイアン把手(とって)と杉扉がおしゃれにマッチング☆
2階廊下を利用して室内物干しスペース。
杉の調湿性と吹き抜けの空気の流れで部屋干しのいやな匂いも解消です!
2階はいつもの2ハンドル水栓金具を使ったオリジナル仕様。
レトロな照明もカワイイです。
階段もフローリングと同じ材でつくったオリジナル。大工さんの腕が光る階段です。
なんとなく見過ごしてしまいがちな階段ですが、多くの住宅では既製品の階段が使われています。
なので、フローリングと階段の踏み板の材が違っていたりしています。
【ロフト】
天井高1.4m、ロフトとしてはこれが建築出来る高さの限界。
小学校3年生くらいなら腰を曲げずに立てるくらい。
今回は扉付きなのでポリカーのツインカーボで光も入るようにしてみました。
軒天の板張りがおしゃれに仕上がりました!
新居を建てる事になったきっかけは何ですか?
元々、中古マンションに住んで居たのですが、子供達が産まれて物が増え、他にもペットが居たりアウトドアも好きだったりと、どうしても物量に対しての手狭感があったのと、私(奥様)自身 小さい頃から理想の一軒家を絵に描く程、住宅が好きで、注文住宅への夢が消せないでいた中、一番のきっかけになったのはお友達の一軒家で遊んだ後の「階段のあるお家に住みたい!」という一言でした。これで主人からのGOサインがもらえたので息子グッジョブです。
京都リビング新聞社が発行している「京都でかなえる家づくり」という無料住宅本に載っていた浦川社長のご自宅写真を見てあまりのカッコ良さに射抜かれたのをきっかけに、ホームページにある施工事例のヤマネコハウスに興味を持ったので直近開催の比叡平での完成見学会に足を運びました。そこで社長と廣瀬さんと会話させて頂いた時に(他の方も言っておられましたが)全くセールスっぽい押しの強さもなく、オシャレな空間をゆったり見させていただいた時点で9割方、リンクスさんに気持ちが決まったように思います。
家づくりで不安だったこと、悩んだことはございますか?
最初は何といってもお金の事です。土地探しから(しかも学区を限定しての)だったので、まず土地建物トータルでいくらまで自分達が費用をかけられるのか見当がつかなかったのですが、見学会時に行われていた資金相談会でご紹介いただいたFP(ファイナンシャルプランナー)の方に相談してお金のライフプランを作成していただいたおかげでスムーズに無理のない予算を割り出す事ができ、安心感をもって動き出す事ができました。
あとはデザイン面等で自分の中で「こうしたい!」という要望が多々あったのですが、何ぶん素人考えなのでその方向性が的外れではないか?常識外れではないか、失礼なリクエストではないかと臆する気持ちがありました。でも思い切って話すといつもきちんとイメージをくみ取ってアドバイスしただけたので本当に有難かったです。
家づくりにおいてのこどわり、テーマにしたことやスタジオリンクスへのご要望(期待した事)なありましたらお聞かせください。
まずはリンクスさんのデザイン力に惚れ込んでのスタートでしたが、とにかく災害時にも不安が少なくいられる頑丈な構造と防犯面や子供の安全性をしっかり確保した造りになるようお願いしました。そこに毎日の家事動線を考慮しての機能性や収納力、さらには将来的なメンテナンスリスクの軽減なんかもワガママ放題リクエスト…。
あらためて思い返すとかなりワガママ…。
それでも結果、それらをきちんとおさえつつ全体のデザインも損なう事なく予算内で仕上げていただく事ができました。
マイホームが出来上がった感想などお聞かせください。
まさに夢がかなった。という感じで感無量です。
家中どこを見ても、建築中に大工さんや職人さん方が作業されていた姿や廣瀬さんと悩んだり、ひらめいたりしながら打合せをした思い出だらけで愛着がいっぱい!
一軒家の夢がかなってしまったら燃え尽きてしまうんじゃないかと寂しくなる程に頭の中が家づくりの事でいっぱいな毎日でしたが、完成してそこで実際に生活している今、燃え尽きるどころかこの家をもっともっと素敵に彩りたい!という欲が次々わいできて楽しくてしょうがないです。
お住まいになられて、住み心地はいかがですか?
快適過ぎるくらい快適です。これまでは住む家に自分達の生活スタイルを合わせていましたが、この家は自分達の生活スタイルをとことんイメージして廣瀬さんに伝えた内容をもとにイチからつくっていただいたのでとにかく過ごし易いし全てが無駄なくちょうど良いんです。
小1の長男がお友達のママに「新しいお家はどう?」と聞かれて、ドヤ顔で「最っ高!」と返事をしていて大笑いしたのですが、本当にその通りです。
そして今、外は暑さが増してうだるような天気の日も多くなってきたのですが、この家の中に入ると驚く程涼しく、(特に一階)杉床もサラッとしていて過ごし易いです。
お家の中でお気に入りの場所。また、お気に入りの時間の過ごし方などありましたらお聞かせください。
イタウバのウッドデッキに腰かけて見上げる、そとん壁と杉板壁の眺めが大好きで暇さえあればしょっちゅうデッキに出て壁を眺めながらこの壁に似合う植物はどんなのかなー?と庭づくりのイメージを膨らませています。
それと夜、リビングの間接照明をともすとその灯りに照らされた杉板張りの天井が“しっとりと綺麗”で本当に雰囲気のある空間になり、その中で寝る前のひと時を家族と過ごすのが至福です。
このお家で今後やってみたい事などありましたらお聞かせください。
嬉しいことに、近所に住む息子の友達がしょっちゅう訪ねて来てくれていて「この家 泊まりたい!」と口々に言ってくれるので、そのうちお泊り会をしたいです。
子供は皆ロフトの秘密基地感が楽しいみたいなので、子供だけでロフトで寝て、朝ごはんはウッドデッキに用意して、夜はリビングでワイワイ!!とかしたいですね。
断熱材がデコスドライなお陰か、家の中の音はほとんど外にもれないので、にぎやかに遊んでも安心です。あとは、単身赴任中で週末しか帰れない主人に早くこの家で毎日過ごしてもらいたいですね。
スタジオリンクスで頼んで良かったと思える事などありましたらお聞かせください。
私のどんな細かい 要望や質問にも廣瀬さんは、いつも1つ1つ丁寧に向き合ってくださったので、自分の中にあった意見をおさえこむ事なく毎回打合せで全て伝える事ができたのは本当に良かったです。
打合せを進める中で私の好みのイメージをくみ取ってくださっていて、私が判断に迷った時「廣瀬さんならどうします?」と丸投げしてしまっても私の好みドンピシャな提案がいつも返ってきて、こんなにスムーズに家づくりって進むのか!?とネットでたくさんの施主の苦労話を見て身構えていた私には驚きでした。
(裏で廣瀬さんは苦労なさっていたと思います…。スミマセン。)
毎回打合せも、上棟の日の感動も、現場が見たくて足しげく通って職人さん達とお話した事も、どれも本当に楽しくてワクワクした家づくりの日々でした。そんな思い出のつまったこの家で、子供達の成長を見て過ごし、家と一緒に歳をとっていくのが楽しみです。
新築ピカピカの今も可愛いけれど、年月と共に杉板やイタウバのデッキやそとん壁が味わいを増して古びたこの家も、きっとすてきだろうなぁ。