#055
京都府亀岡市 H様邸
庭と共に暮らす家
敷地面積 208.99㎡(63.22坪)
建築面積 68.44㎡(20.70坪)
延床面積 117.58㎡(35.56坪)
1階床面積 65.41㎡(19.79坪)
2階床面積 52.17㎡(15.78坪)
様々な植栽が庭を彩り、四季が楽しくなるお家です。
床と同じ高さのウッドデッキにすることで、リビングとお庭が緩やかにつながっています。
外壁は杉の押え縁張り(おさえぶちばり)。エコ・ウッド・トリートメント保護剤を塗装しています。紫外線や木の持つ成分により、徐々に変化していく色を楽しむこともできます。
玄関横は漆喰。チャコールのシンプソンの木製玄関ドアとのコントラストがきれいです。
ポーチデッキはオスモのバークグレーで塗装した杉板を使っています。
玄関の土間を広く取り、ベビーカーや三輪車が入っても余裕があります。
上がり框(かまち)も杉板を使用。
玄関横にはご主人の趣味の道具がずらり。可動式の棚や釣り竿がかけられるフックなど、好きなものに囲まれたスペースになりました。
こちらにも釣り竿が。
玄関から吹き抜けのある明るいLDKへ。奥に見えるTVボードや棚も造作家具です。おもちゃや絵本などをしまう場所は子どもの手が触れる部分。国産の杉板はあたたかみがあり、子どもの手にも優しい風合いです。
今回はご夫婦が共働きということもあり、家事がしやすい動線になっています。一階はカウンターキッチンを中心に、お風呂やトイレ、ランドリースペースを配置し回遊できる間取りにしました。
ダイニングの横には庭へつながるウッドデッキ。
窓は幅2.7mあり、すべて開けるとかなりの解放感!お家の中と外が緩やかにつながりました。
ウッドデッキも玄関ポーチと同じオスモのバークグレーで塗装した杉板を使い、統一感を出しています。お天気がいい日はここでご飯を食べるのもいいですね。
キッチンから庭で遊ぶ子どもたちの様子も確認できるので安心です。
対面キッチンの腰壁は手元を隠しつつ油はね、水はねを防止します。グレーのタイルがかわいいです。
カウンターの上に観葉植物が。杉板の風合いが緑と馴染み、お部屋を柔らかい雰囲気にしてくれます。
キッチンの隣にはパントリー兼奥様のワークスペースを配置。こちらも同じ杉板で合わせた造作デスクです。
LDKの吹き抜けを2階から見たところです。開口部の上にさらに窓があり、全体的にかなり明るい空間になっています。スタジオリンクスの家づくりはなるべく自然光を取り入れたいという考えで設計しています。
階段吹抜けにトップライト(天窓)設け、昼間なら照明を付けずに階段を利用できます。
二階の子ども部屋です。今は1つの大きな部屋ですが、将来的にお子さんが大きくなってきたときにそれぞれのお部屋として仕切りを設けられるよう、入り口は2か所作っています。
お掃除ロボットの基地を収納の下に設け、無駄なくスッキリ収納できるように工夫しました。
忙しい毎日はキッチンを中心にした間取りで家事をスムーズに。みんながお休みの日は開け放した窓でリビングとお庭を緩くつないでのんびり過ごせる、そんなお家ができました。