#056
京都市左京区 K様邸
狭小地に工夫を凝らした収納たっぷりの家
敷地面積 100.99㎡ (30.54坪)
建築面積 39.33㎡ (11.89坪)
延べ床面積 74.83㎡ (22.64坪)
一階床面積 39.33㎡ (11.89坪)
二階床面積 35.50㎡ (10.74坪)
第一種低層住居専用地域
山ろく型美観地区
10m高度地区
京都市内には間口の狭い「うなぎの寝床」と呼ばれる狭小地がたくさんあります。スタジオリンクスのヤマネコハウスはそういった狭小地にも対応しています。
外壁は杉板鎧張り(よろいばり)。クォーツグレーで塗装しました。チャコールグレーのシンプソンの玄関ドアとシンプルながら存在感のある仕上がり。
玄関を入ると廊下には造作の棚がずらり。可動式の本棚や、お二人のお子様それぞれのオープンクローゼットも。
幅89.5cm、奥行40cm、ハンガーパイプもついていて、帰ってきたらカバンや帽子や上着をすぐにここにかけることができます。大きくなったらランドセル、制服など、増えていく持ち物も十分収納できるサイズ。
読書が好きで本をたくさんお持ちのご主人のために、本棚も。
玄関横は子供たちの部屋に。将来的には2室にできるよう、入り口は2か所設けています。
狭小地のため光が入りづらい1階奥にはトイレ、お風呂・洗面などの水回りを配置しました。洗面所には雨の日でも干せるよう天井にアイアンハンガーパイプを取り付けました。洗面のカラフルなタイルが明るい気分にさせてくれます。
ガス乾燥機の乾太くんはお子さんがいるお家にはとてもおすすめ。造作棚で洗濯機の上部に設置できるようにしています。
1階・2階それぞれに2.4帖のファミリークローゼットを配置しました。それぞれのお部屋ごとのクローゼットだと衣類を分散して収納するためどうしても面倒&散らかってしまいがちですが、ファミリークローゼットならまとめて片付けられます。
階段の上部に物干しワイヤーを取り付け、ここにも洗濯物を干すことができるようにしています。
LDKは2階に。屋根の形に沿った高い天井 (勾配天井こうばいてんじょう)は解放感があります。
大きな掃き出し窓からは近くの緑がよく見えます。
落ち着いたブルーグリーンのキッチンに白いヘリンボーンのタイル壁がかわいい組み合わせです。
左はキッチンに合わせた造作棚。
家電や食器などを収納できます。可動棚なので好きな高さに変えられます。
キッチンの右にはパントリーを配置しました。こちらも可動棚。
2階にもファミリークローゼットを配置。
奥様の創作活動のスペースとして夫婦の寝室の奥にアトリエをつくりました。