#057
京都市左京区 N様
狭小地を広く見せる!環境にやさしい木のお家
敷地面積 : 190.74㎡(57.70坪)
建築面積 : 56.75㎡(17.17坪)
延床面積 : 93.97㎡(28.43坪)
1階床面積 : 55.12㎡(16.67坪)
2階床面積 : 38.85㎡(11.75坪)
敷地は広めですが、このエリアは風致地区という制限がある地域なので、隣家との敷地の境界から建物を1.5m離して建てなければいけない、という決まりがありました。
京都市内は景観保護の観点からこういった規制があるエリアが多いです。
新築をご希望で土地探しから、という方も多いと思いますが、ちょっといいかも?と思う土地があれば一度リンクスに土地資料を見せていただければと思います。
今回のお家も大人気の鎧張り。使用している杉材はエコ・ウッド・トリートメントを塗装し、耐久性を高めています。
今は少し明るめの茶色ですが、雨や風によって少しずつ木の風合いが変化してゆくことも楽しんでいただけます。
屋根には太陽光発電システムをを搭載。このお家は「低炭素認定住宅」の認証を取っており、二酸化炭素の排出を抑えるための対策が取られています。
玄関ドアはユダ木工の木製ドアをロイヤルブルーで塗装。低炭素認定住宅の認定規格を満たす断熱性能を備えた木製ドアです。
玄関部分のウッドデッキはお家の東側の壁面に沿って奥まで続いています。
規制の境界からの距離によってお家が小さくなってしまう部分をウッドデッキにすることで、有効活用できる空間を広げました。
お子さんを安全に遊ばせたり机とイスを置いてプチアウトドアも楽しめそうです。
こちらは玄関を開けたところ。土間部分の鮮やかな青いタイルが印象的です。
リビングとの間には室内窓もあり、デザインのアクセントになっています。右側の開口部は先ほどのウッドデッキにつながっています。
奥にはシューズクローク。可変式の棚なので靴はもちろん大きめのアウトドアグッズも置けそう。
リビングにはテレビボードや戸棚といったリンクスならではの造作家具。
南向きの窓は大きく、西側と土間のある東側からも採光できるので、開放的で明るい印象です。
今回もたすかーたそるてさんの家具を設置させていただいていますが、柄のあるラグや木が使われた家具ともとても相性がいいですね。
タイルがかわいいキッチン。紺色のタイルが全体を引き締めてかわいくもかっこよくもあるスタイルです。
キッチン奥には大容量のパントリーを配置しました。キッチンからもリビング奥、洗面所へ続く廊下からも回遊できる動線になっています。
造作キッチンカウンターの引き出しも、一つ一つ職人さんの手仕事で作られています。
お家のデザインに馴染むこの引き出しは数や大きさを自由に決めていただけます。
調湿性のある杉の板で作られているので食材の保管にも。閉めるときにはゆっくりと優しく閉まり安心です。
ランドリールームには天井からアイアンの物干しを設置しました。
洗濯→乾太くんで乾燥がメインですが、こちらに干すこともできます。
こちらの勝手口からウッドデッキに出ることができ、おひさまに当てたいときは外干しもできて便利な動線です。
ご主人は自宅でお仕事をされることが多いとのことで、2階には書斎をレイアウトしました。書斎の隣にはファミリークローゼットがあり、こちらも収納はたっぷりです。
書類や本を置くための大容量の本棚も横にあって、ここなら仕事もはかどりそうですね。
大きくはありませんが、2階廊下横には吹き抜けを作っています。1階からはリビング横のクローゼット上に位置するこの吹き抜けは採光としての役割はありませんが、家の空気を循環させるための通り道としての機能を持っています。
どこにいてもゆるやかな空間のつながりを感じさせます。
ご夫婦の寝室は2面採光で明るさを確保。またアイアンバーがついた使い勝手の良いウォークインクローゼットを併設しています。
2階の階段をさらに上がると約6帖のロフトがあります。これだけたくさんの収納があれば困りませんね。
見学会は12月中旬の寒い日でしたが、室内はぽかぽか。
断熱効果に優れたに優れた環境にやさしい、収納たっぷりのかわいいヤマネコハウスになりました。